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7電力自由化について

2019-12-17 17:16:36 3c 163

Q.そもそもなぜ電力は自由化されるの?

A.電力業界の高コスト構造・内外価格差の是正を目的として、競争原理の導入による経営効率化を促すべきとの考えを基に、1995年より電力自由化がスタートしました。2000年以降の電力事業制度改革によって、徐々に電力小売自由化の範囲が拡大され、2011年3月の東日本大震災・東電福島第一原子力発電所の事故を契機に、電力業界全体の改革議論が加速しました。その結果、①地域を超えた電力の供給を拡大すること、②電力小売を全面的に自由化すること、③送配電ネットワークを利用しやすくすること、この三点を柱とした改革が行われることとなりました。

特に、消費者による電力会社の選択を可能にすることによって、各事業者が顧客獲得のために創意工夫を凝らし、サービスの種類や内容が多様化すること、料金メニューの幅が広がることなどが変化が期待され、電力小売の全面自由化が行われました。


Q.発送電分離ってなに?

A.市場の競争を通じて電気料金を下げるためには、新電力会社が既存電力会社と同様に送配電網を利用できることが不可欠です。そこで、電力供給の中枢を担う送配電部門が独立性・中立性を確保するために、いままでの電力会社の発電・小売部門から分離されることとなりました。これを発送電分離といいます。


Q.スマートメーターの今後の普及はどうなるの?

A.2014年4月11日に閣議決定したエネルギー基本計画に基づいて、導入が実施されております。2020年代早期に、スマートメーターを全世帯・全事業所に導入する計画で、順次、交換作業が進められています。


Q.電力会社を切り替える場合、スマートメーター設置が必要と聞きました。この設置(工事)は誰が行うの?

A.メーターの設置は、各地域の一般送配電事業者によって行われます。

新電力への切り替えには必ずしもスマートメーターが必要となるわけではございませんが、最初の切り替え時に、まだスマートメーターへの取替えが済んでいないお客さまには、一般送配電事業者が取替工事を行います。お客さま側では、メーター取替のための手続きは不要で、必要に応じて送配電事業者側から日程などの連絡が入ります。また、費用負担は原則発生しません。

2回目以降の小売電気事業者の切り替えに際しては、その都度メーターの取替は必要ありません。

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